フォーム改修でWeb申込での申込不備件数が減少!UX向上とペーパレス化による業務効率化を実現
クライアント | 日本貸金業協会様 |
---|---|
業界 | 金融業 |
支援内容 | SPIRAL®︎を用いた貸付自粛制度のWeb申告フォーム改修 |
日本貸金業協会様は、貸金業法に基づく貸金業界の自主規制機関です。資金需要者等の利益の保護を図り、貸金業の適正な運営に資することを目的に、協会員の態勢整備の支援や監査の実施、相談対応など、さまざまな活動を行っています。
ゴンドラは、SPIRAL®︎を用いた貸付自粛制度のWeb申告フォームの改修を行いました。今回は、同協会の菅原様、増尾様、齊藤様にゴンドラとのお取引のきっかけや、ご支援に関する印象を伺いました。
インタビュー
日本貸金業協会
貸金業相談・紛争解決センター
写真左から
相談受付課長/増尾様
センター長/菅原様
相談受付課係長/齊藤様
ゴンドラとのお取引のきっかけを教えてください。
菅原 様:
ギャンブル等依存症のサポートとして、「貸付自粛制度」というものがあります。これは、本人が自らに浪費の習癖があることやギャンブル等依存症によりご本人やその家族の生活に支障を生じさせるおそれがあることなどを理由に、自らを自粛対象者とする旨を当協会に対して申告していただき、当協会は、貸付自粛の申告情報を個人信用情報機関に登録し、当該個人信用情報機関の会員に対して提供するものです。
こちらの制度は以前から、郵送などのいわゆる“紙”の申請書で受付を行なっていましたが、令和2年(2020年)にWeb化を開始しました。ゴンドラさんとは、そのシステムを開発する時からのお付き合いです。
ご支援前のお悩みについて詳しくお聞かせください。
菅原 様:
システムを使っていくうちに申込書の使い勝手だったり、“紙”をやたらに使ったりと、少し時代に逆行していると感じ、今回はそれを「なんとかしたい」と考えていました。
増尾 様:
昨今、「貸付自粛制度」のWebの申込件数が、右肩上がりで伸びています。
受付の確認の際に、関連書類を印刷して対応していたのですが、かなり印刷の回数が多く、非常に手間がかかっていました。今回はここを画面側で処理を行い、ペーパーレス化を目指したいと考えました。
ペーパーレス化によって得られたメリットはありますか?
齊藤 様:
今まで全て“紙”で管理していて、申請書の確認や承認を一人しか作業できませんでしたが、今後は複数人が同時ログイン出来るので手分けして作業できるのがありがたいです。
ゴンドラは申告者ページのUI・UXの向上もご支援しましたが、なぜUI・UXの改善が必要だと思いましたか?
齊藤 様:
申告者に入力していただく項目が多く、離脱者も多かったからです。せっかく申込みをしたのに入力漏れが多々あり、UI・UX改善の必要性を感じました。
特にこれまでは、入力住所の記入漏れが多かったです。郵便番号から市区町村を検索し、自動入力させる機能を使っていましたが、自動入力されているものを削除してしまったり、逆に重複して入力してしまったり…と入力欄が分かり辛かったのだと思います。
UI・UX改善に関して、ゴンドラからはどのような提案がありましたか?
増尾 様:
申告者の方が、より解り易く定型で申請できるようなUIをご提案いただきました。「途中まで入力したけれどこれ以上、先に進めない」とお問い合わせのお電話も多くいただいていたのですが、今後は減少すると思います。
齊藤 様:
申告する場合には本人確認書類の添付が必要になります。今までは、この書類に関する不備がとても多かったのですが、今回、書類登録欄を工夫し、分かりやすく添付できるようにしていただいたので、今後は書類の不備等もなくなると思っています。
全体としてのゴンドラのご支援中の印象はいかがでしたか?
菅原 様:
メンバーから聞いた話ですが、とても評判が良いです。かゆいところに手が届くような提案をいただけるので、非常にありがたいと言ってましたね。
また、今回は、とても短い期間で色々と無理なお願いをしたのですが、本当によくやっていただけたと思います。
増尾 様:
「本当に本当にお世話になりました」としか言いようがないくらい、本当にお世話になりました。
とても、しっかりされていて、私たちの業務やシステムも良く理解して下さいました。
また、実際に現場に来ていただいて、私達と同じ目線で、支援してもらえたので、本当に感謝してます。
齊藤 様:
これまで、たくさんの業者の方とやりとりしてきましたが、私の質問内容が少しアナログなこともあり「なかなか相手に伝わらない」と、よく感じていました。質問に対して、難しい言葉で返されることも多く、相手に対する聞きづらさもありました。
しかし、ゴンドラさんの担当の方は、本当に話しやすいです。これまで、たくさんわがままを聞いていただき、私たちのプロジェクトリーダーにも「それは言い過ぎだよ」と言われるほどでした。
私たちが理解できるようにコミュニケーションを取ってくれる上に、私たち以上に考えて「このようにしたらどうですか?」とご提案いただけるので、本当に助かっています。
ゴンドラが支援する中でどの部分に1番価値を感じられましたか?
齊藤 様:
私たちの求めているものを分かりやすく提案してくださり、私たちに寄り添ってくれたところです。
ゴンドラのサービスを他の方に勧める可能性はどれくらいございますか?
増尾 様:
費用対効果も十分に感じられました。私たちは協会なので、他の企業さんなどに紹介することはあまりないのですが、他の部署が必要になれば、ぜひゴンドラさんを紹介したいと思います。
今後、ゴンドラにどのようなことを期待しますか?
増尾 様:
今後は、これまで以上にご相談することが多くなると思います。
「こんな感じにしたい」など、手書きでしかイメージをお伝えできないかと思いますが、これからも寄り添っていただけると嬉しいです。
齊藤 様:
リリース直後でもあるので、いろいろ予想外の動きが出てくると思います。その対処で、またご相談させてください。