インフルエンサーマーケティングとは、影響力を持つインフルエンサーに商品やサービスをPRしてもらい、認知度や売上をアップさせるマーケティング手法です。
「どんな効果があるの?」「どうやって始めればいいの?」
本記事では、インフルエンサーマーケティング初心者に向けて、効果や市場規模、費用などの基本知識を解説します!
この猫缶の投稿が毎日SNSで流れてくるから食べてみたいんですけど、売り切れていてなかなか手に入らないんですよね……。
おっ、その企業はインフルエンサーマーケティングをしているのかな?SNSで何度も目にすると、自分も欲しくなっちゃうよね。
ビギニャー君も身をもって体感していると思うけど、インフルエンサーマーケティングの効果ってすごいんだよ。
INDEX
インフルエンサーマーケティングの効果とメリット
SNSで大きな影響力を持っている「インフルエンサー」に商品やサービスを宣伝してもらい、売上げや認知度アップを目指すインフルエンサーマーケティング。
インフルエンサーマーケティングには多くのメリットがあるため、現在多くの企業で活用されています。まずは、インフルエンサーマーケティングを実施するメリットや効果を具体的にみてみましょう。
- 商材に合ったアピール方法を選べる
- 第三者目線でレビューしてもらえる
- ターゲットに情報を届けやすい
- 誘導と分析を行いやすい
- SEOに効果的
以上の5つの効果を詳しく解説します。
商材に合ったアピール方法を選べる
インフルエンサーマーケティング最大の強みは、さまざまなアピール方法が選べる点です。
- 商品をSNSでPRしてもらう
- ライブコマースで紹介してもらう
- 店舗に招き、集客やPRを行う
- 商品監修をしてもらう
- アンバサダーになってもらう
商材やターゲットによって、最適な訴求方法は異なります。希望に合わせて柔軟に対応できる点は、インフルエンサーマーケティングならではの大きなメリットでしょう。
第三者目線でレビューしてもらえる
企業が宣伝するよりも、ファンから信頼を得ている第三者が「この商品はすごくよかった」と発信したほうが、信頼性は高まります。企業の発信はどうしても主観的になりやすく、広告感が強くなってしまうためです。
「消費者目線でレビューしてもらえる点」「広告感が弱く消費者からの拡散が狙える点」は、企業にとってうれしいポイントでしょう。
ターゲットに情報を届けやすい
商品をPRするときは、情報を届ける消費者を絞り込む「ターゲティング」が重要です。ジャンルに特化したインフルエンサーにPRを依頼することで、ターゲティングを行いやすくなります。
たとえば、化粧品のPRには「美容系YouTuber」、パソコンのPRには「ガジェット系のブロガー」を起用することが一般的です。
このようなインフルエンサーには、そのジャンルに興味を持っているファンがついているため、効率よくターゲットに情報を届けられるのです。ジャンル特化型インフルエンサーは消費者に信頼されているので、情報の信頼性も高められます。
誘導と分析を行いやすい
インフルエンサーマーケティングは、実はオンライン販売と相性が抜群です。PRのときにURLを記載してもらえば、効率的に自社サイトへ誘導できます。また、PRから購入までインターネット上で完結させられるので、解析ツールで効果を分析しやすい点もメリットです。
SEOに効果的
インフルエンサーマーケティングを行うときは、SNSやブログに自社サイトやECサイトへのリンクを記載してもらうことが一般的です。自社サイトへの外部リンクを集められるため、SEO評価が高まり検索エンジンからの流入増加も目指せるでしょう。
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へぇ~、商品が宣伝できること以外にもメリットがたくさんあるんですね!
そうなんだよぉ。ビギニャー君も、担当企業のPR戦略を実施するときは積極的に取り入れてみるといいかもね。
でも僕、そもそもインフルエンサーについてよく理解できていないんですよね。有名人……みたいなものですかね!?
インフルエンサーとは?
インフルエンサーとは、YouTubeやInstagram、TikTok、X(旧:Twitter)、ブログで多くのフォロワーを抱えていて、高い共感や信頼を獲得している人や団体です。インフルエンサーは、フォロワー数ごとに4つに分類されます。
- 100万人以上:爆発的な拡散が狙える「トップインフルエンサー」
- 10万人以上:特定のジャンルに特化した「マクロインフルエンサー」
- 1万人以上:親近感や共感を獲得しやすい「マイクロインフルエンサー」
- 1万人未満:反応を得られやすい「ナノインフルエンサー」
フォロワー数が多いインフルエンサーほど、多くの消費者に訴求できます。しかし、消費者の反応を得られにくく、費用も高くなる点に注意が必要です。
対して、フォロワー数が少ないインフルエンサーは、消費者の反応を得られやすく費用も抑えられる傾向にあります。
たとえば、フォロワー100万人のアカウントであっても、フォロワーの多くが「プレゼント企画」で集められた人であれば、商品をPRしてもターゲットには刺さりません。
反対にフォロワーが1万人でも、濃いファンが多いインフルエンサーであれば、高いPR効果が得られるでしょう。フォロワーが多いインフルエンサーを起用すればいいというわけではないので、目的に合わせて使い分けることが大切です。
なるほど、インターネット上の有名人がインフルエンサーなんですね!
まぁ、簡単にいうとそういうことになるね。最近インフルエンサーマーケティングはあちこちで活用されるようになったんだけど、実際どれくらいの市場規模があると思う?
し、市場規模ですか……!?う~んっと……。
インフルエンサーマーケティングの市場規模
インフルエンサーマーケティングの市場規模は、年々拡大しています。それでは、現在国内ではどれくらいインフルエンサーマーケティングが活用されているのでしょうか。ここでは、インフルエンサーマーケティングの市場規模と今後をみてみましょう。
インフルエンサーマーケティングの現在の市場規模
株式会社サイバー・バズの調査によると、2022年のインフルエンサーマーケティングの市場規模は615億円(予測)であることがわかっています。2020年時点では332億円であったので、2年間で大幅に市場規模が拡大しています。
とくに市場規模が大きいのは、YouTubeを用いたインフルエンサーマーケティングです。次いでInstagramが多く、X(旧:Twitter)(ブログ含む)、TikTok(ライブ配信含む)という順で活用されていることがわかっています。
近年、消費者の情報収集の場は検索エンジンからSNSに変わりつつあります。そのため、インフルエンサーを活用したマーケティングの需要が急増しているのです。
インフルエンサーマーケティングの今後
同調査によると、2023年のインフルエンサーマーケティングの市場規模は741億円にも上ると予測されています。2027年には1,302億円になるとされており、引き続き高い成長が見込まれています。活用されるSNSはYouTubeがもっとも多く、次いでInstagram、TikTok、X(旧:Twitter)の順となっていました。
特徴的なのは、動画やライブ配信がメインとなるSNSの伸び率が大きい点です。今後、動画やライブ配信に特化したインフルエンサーマーケティングの需要が高まっていくことは間違いないでしょう。
言われてみると、最近企業とタイアップして商品を紹介しているインフルエンサーが増えた気がします!僕も仕事にインフルエンサーマーケティングを取り入れてみようっと!
そうだね。インフルエンサーマーケティングは今後必須の手法になっていくだろうし、今から始めておくのがおすすめだよ。
ところで先輩!インフルエンサーマーケティングってどうやってやればいいんでしょうか?しっかりと効果を出すために、正しい実施手順を知りたいです。
インフルエンサーマーケティングの効果的なやり方
インフルエンサーマーケティングでしっかりと効果を出すためには、正しい実施方法を押さえておくことが大切です。効果の高いインフルエンサーマーケティングを実施する手順は、以下のとおりです。
- KGIとKPIを設定する
- プラットフォームと発注方法を決める
- 発注・インフルエンサーの管理をする
各プロセスのポイントを詳しくみてみましょう。
KGIとKPIを設定する
まずは、インフルエンサーマーケティングの目的を明確にしましょう。「売上を1.3%まで向上させたい」などの最終目標(KGI)に加え、「ECサイトの訪問者を5,000人にする」などの中間目標(KPI)を設定することが大切です。
最終目標に到達するために必要なプロセスが可視化され、具体的な施策を考えるヒントになります。
プラットフォームと発注方法を決める
次に、プラットフォームと発注方法を決定します。拡散や認知拡大が目的であれば、気軽に情報共有できるX(旧:Twitter)やInstagramなどのSNSがおすすめです。購入につなげたいのであれば、動画で紹介できるYouTubeやライブコマースが向いています。
プラットフォームを決定したら、インフルエンサーへの発注方法を以下の3つのうちから選びましょう。
- インフルエンサーマーケティング会社経由
- 広告代理店経由
- 直接契約
インフルエンサーは自社で探して業務提携を依頼してもいいですし、代理店に選定を依頼することも可能です。コンサル的な内容も依頼したい場合はインフルエンサーマーケティング会社、広告などほかのPRも同時に行いたい場合は広告代理店がおすすめです。
インフルエンサーとの直接契約はコストを抑えられますが、炎上や音信不通などのトラブルリスクがある点に気をつけなければいけません。人選の際はフォロワー数だけではなく、本人の言動や商材との相性、フォロワーの属性についても念入りにチェックしましょう。
発注・インフルエンサーを管理する
ここまで準備できたら、条件やPR方法を交渉して情報を発信してもらうだけです。インフルエンサーマーケティング会社や広告代理店経由であれば、案件の進行や管理を一任できます。
一方で、直接契約の場合はすべてを自社で行う必要があるため注意しましょう。発注後は効果を測定し、次回のマーケティングに活かします。評判がよかったインフルエンサーとは関係を継続させておき、今後また協力してもらいましょう。
代理店経由であれば人選や案件の進行を任せられるから、初めてでもチャレンジしやすいかもしれないね。
なるほどぉ~!たしかに、最初はプロにサポートしてもらったほうがスムーズですよね!実際にインフルエンサーにPRを発注するときは、どれくらいの費用がかかるんですか?
インフルエンサーマーケティングの費用相場
インフルエンサーマーケティングの費用相場は、「起用するインフルエンサーへの報酬」と「それ以外にかかる手数料」に左右されます。さらに、発注する際の条件や商材によって費用は変わるため、相場を一概にいえません。以下の内容は、おおよその費用を把握する目安として参考にしてみてください。
インフルエンサーへの報酬
インフルエンサーへの報酬は、一般的にフォロワー1人あたり2〜5円程度が相場になるケースが多いようです。たとえば1万人フォロワーがいるインフルエンサーの場合は、「1万人×2〜5円=2〜5万円」が発注の相場となります。
ただし、フォロワーの数だけで費用が決定されるわけではない点に注意しましょう。トップインフルエンサーなど知名度が著しく高い人物を起用する場合は、より求められる報酬が高くなる可能性があります。
そのほかにかかる費用
インフルエンサーマーケティングの際は、インフルエンサーへの報酬以外にも以下のような費用がかかります。
- インフルエンサーマーケティング会社や広告代理店への手数料
- 提供する商材(サービス)の代金
- イベント参加にかかる交通費や宿泊費
代理店経由で契約する場合は手数料がかかるため、10〜30%程度の金額が上乗せされると考えておきましょう。
なかには月額制や成果報酬型の料金体系を採用している代理店もあるので、希望がある場合は契約前に確認しておくことをおすすめします。そのほか、商品提供やイベント参加の際に必要な経費も忘れてはいけません。
インフルエンサーマーケティングを実施するときはある程度のコストがかかるけど、効率的にターゲットへ訴求できるから費用対効果は高いといわれているんだよ。
たしかに、拡散してもらえればどんどん情報が広がっていくし、使い方によっては広告よりも費用対効果が高いかも……!?すごいですっ!
ちなみに、インフルエンサーマーケティングのときに活用できるプラットフォームは、いろいろあるんだよ。
効果的なプラットフォーム
インフルエンサーマーケティングはさまざまなプラットフォームで行える施策ですが、とくに効果の高いプラットフォームとして5つのSNSが挙げられます。
- YouTube
- X(旧:Twitter)
- TikTok
各プラットフォームの特徴と、向いている商材をみてみましょう。
Instagramは、写真や動画コンテンツをメインとしたSNSです。10~30代のトレンドに敏感な若者の利用が多く、「#(ハッシュタグ)」を活用した検索により情報収集をする人が多い点が特徴的です。Instagramで影響力を持つ人々は「インスタグラマー」と呼ばれ、若者から大きな支持を得ています。
とくに、若い女性のユーザーが多いInstagramは、写真映えする美容系やファッション系の商材に最適です。また、日用品やガジェット系など、視覚的に訴求したい商材にも向いているでしょう。飲食店や美容室などの実店舗集客にも役立ちます。
YouTube
動画SNSであるYouTubeも、インフルエンサーマーケティングが盛んなプラットフォームです。幅広い年齢層のユーザーに利用されているため、あらゆる商材・ターゲットへの訴求に向いています。また、ショート動画やライブ配信、チャンネル登録者に向けた画像や文章の訴求ができるので、多彩な発信方法を選べるところもうれしいポイントでしょう。
人気のYouTuberに商品紹介動画を投稿してもらうことで、消費者に近い目線でレビューしてもらえる点が大きな特徴です。使用シーンや使用方法をじっくりと視覚的に伝えられれば、より商品の魅力を知ってもらえるでしょう。
X(旧:Twitter)
X(旧:Twitter)は、140文字の文章と画像、動画を組み合わせて投稿するSNSです。10~20代の利用者がメインですが、幅広い年齢層の男女に情報収集目的で利用されているため、さまざまな商材のPRに適しています。
X(旧:Twitter)最大のメリットは、「リツイート機能」がある点です。リツイートされると投稿が一気に拡散されるため、インフルエンサーのフォロワー以外にも情報を届けられます。うまく活用すれば、最小限の広告費で何百万人ものユーザーに情報を届けられる可能性を秘めています。
また、リンクの掲載やハッシュタグ検索、トレンド検索など、インフルエンサーマーケティングに活用できる機能が盛りだくさんです。
TikTok
10~20代の若年層向けにPRしたいなら、TikTokがおすすめです。TikTokは、短いショート動画をアップロードして交流するSNSで、いわゆる「Z世代」のユーザーが多い傾向にあります。
若者向けの商材を取り扱う場合は、TikTokをうまく活用しましょう。また、世界中のユーザーが言葉の壁を超えて交流しているため、海外に向けてPRしたい企業にも向いています。
近年は、InstagramやYouTubeのインフルエンサーマーケティング費用が高騰していることもあり、まだまだ伸び始めたばかりのTikTokは狙い目です。
Facebookは、実名で登録して使用するSNSです。30代以上のビジネスパーソンや経営者に活用されることが多いため、ターゲットの年齢層が高めの商材やビジネス商材に向いています。ほかのプラットフォームとは違い、フォロワー数が重要視されず、拡散性が低いという特徴があります。
フォロワー同士のつながりが強いため一定の効果は得られますが、ほかのSNSほどの成果は得られにくいでしょう。また、日本ではFacebookユーザーが減ってきているので、認知拡大や話題作りには向いていません。
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へぇ~。僕たちがいつも使っているプラットフォームで、効果的なインフルエンサーマーケティングができちゃうんですね!
そうなんだよね。インフルエンサーマーケティングは、実はとっても身近なマーケティング施策なんだよ。
ちなみに、インフルエンサーマーケティングの効果を高めるためには、2つのコツを押さえておく必要があるんだ。
インフルエンサーマーケティングの効果を高めるコツ
インフルエンサーマーケティングの効果を高めるコツは、以下の2つです。
- 本当に商品のファンになってもらう
- 自分の言葉で紹介してもらう
各項目を詳しく解説します。
本当に商品のファンになってもらう
インフルエンサーマーケティングを実施するときは、提携するインフルエンサーに「本当に商品を好きになってもらう」ことが大切です。なぜなら、そのほうが熱意を伝えられるためです。インフルエンサーマーケティングは、発言者への共感や信頼感が重要視されます。
気に入っていない商品をPRする案件は、企業のみならずインフルエンサーにも悪影響を与えてしまうため注意が必要です。また、商品を気に入って愛用してもらえれば、依頼しなくても自発的に商品をおすすめしてもらえる可能性が高まるでしょう。
インフルエンサーへ発注するときは、商品を好きになってもらうために、商品の魅力や使い方をしっかりと伝えてください。
自分の言葉で紹介してもらう
インフルエンサーに自分の言葉で発信してもらうことも、施策の効果を高めるためには重要です。発注の際は、商品説明や企業がアピールしたいポイントなどをまとめたり、発言内容を指定したりする場合があります。
インフルエンサーが企業から受け取った内容をそのまま発信すれば、企業の言いたいことは伝えられます。しかし、それでは商品の魅力は伝わりません。大切なのは、一人ひとりのインフルエンサーが自分の言葉で商品をPRし、消費者の共感を得ることです。
テンプレート文では消費者の共感を得られないので、インフルエンサーの本音を発信してもらう必要があるのです。インフルエンサーマーケティングの際は、ある程度インフルエンサーが自由に発言できるようにしておきましょう。
メリットが豊富なインフルエンサーマーケティングだけど、実は注意点もあるんだよ。ビギニャー君、何だかわかるかな?
やっぱり……、炎上とかですかね?み
インフルエンサーマーケティングの注意点
インフルエンサーマーケティングを実施する際は、以下の3点に気をつけましょう。
- 企業のイメージダウンに気をつける
- ステマ(ステルスマーケティング)に気をつける
- インフルエンサーの選定が難しい
それぞれを詳しく解説します。
企業のイメージダウンに気をつける
インフルエンサーマーケティングでは、発信者の言動が企業や商品、ブランドのイメージに直結します。不適切なPRや言動があると、企業まで炎上したり信頼を失ったりするかもしれません。イメージダウンのリスクが少ない、信頼できるインフルエンサーを起用することが大切です。
ステマ(ステルスマーケティング)に気をつける
ステマとは、企業案件であることを隠して消費者に宣伝することです。たとえば、企業から商品を受け取っているのに「偶然買った化粧品がよかったのでレビューします」とPRした場合、ステマに該当します。ステマは炎上につながりやすくリスクが高い行為なので、必ずPRであることを伝えてもらいましょう。
インフルエンサーの選定が難しい
インフルエンサーマーケティングは、起用するインフルエンサーによって成功するかどうかが大きく左右されます。フォロワーが多くても、自社商材の関連性が薄い場合はターゲットに情報を届けられませんし、何気ない発言で企業イメージをダウンさせる可能性もあります。
そのため、自社にとって最適なインフルエンサーを慎重に選ばなければいけないのです。インフルエンサーを選定するときは、以下の5つのポイントをよく確認しましょう。
- 商材との親和性が高いか
- フォロワーの属性は自社とマッチしているか
- フォロワーの反応が多いか
- 過去のPR投稿の質は高いか
- インフルエンサーの人柄は信頼できそうか
真の意味でのインフルエンサーは、長く企業の利益向上に貢献してくれます。手当たり次第に依頼するのではなく、本当に信頼できるインフルエンサーに協力を依頼しましょう。
勉強になります~!でも、インフルエンサーマーケティングっていろんなPR方法があるから、逆に何をしたらいいか迷ってしまいますね……!
それじゃあ、最後に実際の成功事例を見てみようか!
インフルエンサーマーケティングの企業活用事例
ここでは、インフルエンサーマーケティングの成功事例について2つご紹介します。
インフルエンサーによる情報発信でユーザー数を激増
暮らしメディア「ヨムーノ」では、「さまざまなジャンルのマニア=ヨムーノメイト」としてインフルエンサーを起用。
読者と近い立場でありながら深い知識を持っている人が発信することで、ユーザーの心をがっしりとキャッチしました。2022年1月の月間利用者数は2,200万人を突破し、4年前から20倍以上の成長を遂げています。
スポーツ×Instagramで1,000万以上のリーチを獲得
日本航空は、サービスとスポーツファンとの親和性の高さに着目し、ラグビー日本代表とのコラボ施策で選手の方々をインフルエンサーとして起用。
アスリートの日常や舞台裏を発信しつつ、継続的にブランドを登場させることでエンゲージメントを高めました。一連のInstagram施策により、1,000万以上ものリーチを達成したそうです。
バーチャルインフルエンサーも注目されています。気になる方は以下の記事をご覧になってください。
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