LINE公式アカウントから、Googleビジネスプロフィールとの新たな連携を開始予定であることが発表されました。
このアップデートにより、LINE公式アカウントを利用している企業や店舗は、Google検索やGoogleマップのビジネス情報に、自社のLINEアカウントを表示できるようになります。
アップデートの詳細
例えば、ユーザーがGoogle マップ上で「渋谷 寿司」と検索したときに、対象店舗のGoogleビジネスプロフィール上に「LINEで問い合わせ」のボタンが表示されるようになります。ユーザーはそのままLINEで予約や問い合わせができるようになるので、よりユーザビリティが高く、集客しやすい導線を構築することが可能です。
わかりやすくいうと、Googleマップ上の店舗情報に「LINEで連絡」ボタンが表示され、タップすればすぐにLINEチャットが開始されるという流れです。
Googleビジネスプロフィールについては、こちらの記事で詳しくご覧ください。
アップデート機能の実装時期と影響
現在この機能はテスト段階にあり、正式なリリース時期や詳細はまだ確定していません。
正式導入されれば「検索→そのままLINEでやり取り」という自然な導線が構築され、企業にとっては集客や問い合わせ対応のハードルが大きく下がることになります。
特に、日本国内ではLINEの利用率が非常に高く、電話やメールよりも気軽に使える連絡手段として定着しています。そのため、Google検索・マップとLINEが直接つながることで、ユーザーとの接点がより自然でスムーズに広がることが期待されるでしょう。
まとめ:これから求められるのは「導線設計力」
今回のアップデートは、単なる機能追加ではなく、ユーザーとの接点づくりを見直すよいきっかけとなることは間違いありません。今後のWeb施策では、SEOやMEO(地図検索対策)での露出だけでなく、その先の「ユーザー行動の設計」までを見据えた連携がますます重要になります。
「見つけてもらうだけでなく、すぐつながれる・気軽に相談できる導線をどう作るか」という視点が、これからの集客戦略においてカギとなります。
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LIFT編集部
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